青式手記

8割捌け口。
2割駄文。

別日何易会日難
山川悠遠路漫漫
鬱陶思君未敢言
寄声浮雲往不還
(曹丕 燕歌行 其二)
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# 和訳「女の平和」
ギリシア喜劇に「女の平和」なるものがありますよね。
ペロポネソス戦争が終わらないのに業を煮やしたアテネの女性達が、休戦させようと敵国であるスパルタの女性も誘ってストライキ(性的な意味で)をするって話なんですけど。まぁ実際読んでみると下ネタオンパレードです。和訳でも健在です。

それは置いといて。
スパルタとアテネとで微妙に言葉が違ったようで、その辺は和訳ではスパルタ側の発言を方言にしてます。男性だけ。(女性は標準語)
鹿児島弁。

「ごわす」とか言わせてんの。何だこのギリシアと薩摩のミスマッチ具合。
訳者が何でそこを選んだのか、苦情は来なかったのかちょっと知りたい。訳者によって違うんだろうか。

読んでると予告なくいきなり「ごわす」とか出てくるんで吹きそうになります。
| comments(0) | trackbacks(0) | 00:35 | category: 百語 |
# 「樹海の糸」を読む
「悩める胸に あなたが触れて
雨は 終わると思った
だけど誓いは あまりに強く
いつか張り詰めるばかり

糸が絡まりながら ただれゆくように

永遠を願うなら
一度だけ抱きしめて
その手から 離せばいい
わたしさえ いなければ
その夢を 守れるわ
溢れ出る悲しみを 織り上げ
わたしを奏でればいい

信じていれば 恐れを知らず
独り歩けると知った
長い手足が 手探りのまま
森へ迷い込んだ時

深い 樹海は暗く
祈り のみ込んで

この声を聴いたなら
泣き叫び 目を閉じて
何ひとつ 許さないで
あなたさえ いなければ
この夢を 守れるわ
溢れ出る悲しみを 織り上げ
あなたを愛し歌うの

永遠を願うなら
一度だけ抱きしめて
その手から 離せばいい
わたしさえ いなければ
その夢を 守れるわ
溢れ出る悲しみを 織り上げ
わたしを奏でればいい

やさしく殺めるように」

「樹海の糸」のイメージがあまり湧かないのは何でかと思っていたのですが、
恋愛絡みとするとこの歌詞の中の「あなた」に主導権がありすぎじゃないかと。
そういう恋愛もあるかもしれませんけど。私が知らないだけで。
勝手に恋愛要素を取っ払い「あなた」も「わたし」も性別を特定せず好きなように考えたりできないこともないかなーと。
この歌詞の「あなた」は「わたし」に対して生殺与奪を握るくらいの権力を持っているようにも、「わたし」が「あなた」に畏怖の感情も屈折した感情も持っているようにも思えます。あくまで私は。

なんか私が書くと生温いな。本当は硬派に表現したかったんですが。
ファンタジー要素いらない。泥臭いのがいい。
| comments(0) | trackbacks(0) | 20:42 | category: 百語 |
# 令君香
内容が内容で(しょうもないし)、話す相手がいない、けど何か喋りたいのでここに。

辞書引いてたら、本来探してたのとは違うんですが「令君香」という単語がありました。
まず、令君ってのはとある役職の尊称で、例えば三国の魏の荀イク(漢字が携帯だと出ない。詳しくはウィキペディア参照)が「荀令君」と呼ばれたりしてます。

で、肝心の「令君香」の内容はこんな。
「荀令君は常によい香をたいたので、彼の座った後は三日間も良い匂いがしたという」


…相当きっついと思うんですけど。三日て。嗅覚が心配です。
いや、確かに彼は文官だし「葬式向きの顔だ」とか言われてしまう(うろ覚え)くらいだから幽玄な感じで香が似合うかもしれないけど。…三日…

…えー…
…あれですね、跡をたどったり居場所を探すのは楽そうでいいかもしれません(無理矢理プラスに考えてみる)
| comments(2) | trackbacks(0) | 01:24 | category: 百語 |
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